2026~2027年度 沼津ライオンズクラブ 会長基本方針
会長 土井 宣博
この数年、世界情勢は混迷を極めています。冷戦終結後の希望、新自由主義を経て、今はまるで19世紀の帝国主義が再来したかのような分断と対立の時代です。富の偏在による二極化が加速し、富める者はさらに富み、一度困窮に陥れば挽回の機会がありません。特に日本は、相対的貧困率がG7の中で最下位であり、子どもの8人に1人が困窮していると言われています。私たちライオンズクラブは、奉仕団体として「持てるもの人のために」の精神で、苦しむ人々へ手を差し伸べるべきだと思います。
スローガン 「We Serve ! みんなが幸せであるように」
幸福の定義は人それぞれですが、その土台は、日本国憲法にもある「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」であると考えます。「ウェル・ビーイング(幸福度の追求)」が唱えられていますが、まずは基本的人権を全ての人が享受できるよう、人々に寄り添った活動を推進してまいります。
基本方針
沼津ライオンズクラブの伝統である「献眼活動」を核としながら、献血や献腎の活動、子ども食堂など貧困対策への支援など他クラブとの連携を考慮に入れ、奉仕活動の幅を広げて行きます。
現実的には、やはり金銭が必要となります。宗教や文化を超えて、持てる者が社会へ還元することは人間としての徳目でした。私たちも「分かち合い」の精神をLCIFという世界規模のプラットフォームを通じて国際的な人道支援に寄与します。
数は力です。多様な視点を取り入れるためにも、若手経営者や女性会員、これまで接点の少なかった方々へのアプローチを強化したいと思います。静岡県はジェンダー・ギャップ指数で全国でも下位に位置し、女性の社会進出が十分とは言えません。その意識を、私たちから変えていきましょう。また、新会員が孤立しないよう、参加しやすく楽しい例会を心がけ全員が「居場所」を感じられるクラブにしていきます。
奉仕は情熱だけで成し遂げられません。時代に即した知識や運営スキルを磨き、効率的かつ効果的なインパクトを地域社会に与えられるよう、会員一人ひとりの資質向上をサポートします。
2026-2027 年度
沼津ライオンズクラブの主な活動 (順不同)
全会員100ドルの寄付 $100/100%
郷土への想いは未来に残すべきものを残す。
大規模地震や気象変動に対する備えとしてセミナーの開催や内外の組織化を検討。
SNSで活動内容を発信し、ライオンズクラブの存在を地域や若い世代へ届ける。
会員の成長
「We Serve(われわれは奉仕する)」とは、自己犠牲ではなく、自らの成長と喜びから生まれるものだと思います。誰もが希望を持てる社会を作るために、私たちの活動が、誰かの幸せのきっかけとなることを信じて、この1年を共に歩んでいきましょう。